猫がお腹や胸の上でくつろぐのは

猫は飼い主を「体の大きな猫」と思っているみたいで

猫が飼い主のお腹や胸の上でくつろぐのは、猫にとって飼い主が信頼できる存在だからです。 猫は自分の体温を保つために暖かい場所を好みますが、飼い主のお腹や胸は人肌で温かく、猫にとって快適な寝床です。 また、飼い主の鼓動や呼吸を感じることで、安心感や幸せな気持ちになります。 猫は母猫と一緒にいた子猫時代を思い出して甘えているのかもしれません。

猫が飼い主のお腹や胸の上に乗ることには、他にも理由があります。 飼い主を独り占めしたいという気持ちや、自分が上位だという気分から、飼い主の動きを制限しようとする場合もあります。 また、体調が悪いときには、飼い主に守られたいという不安から、飼い主のそばで過ごす様です。

猫が飼い主のお腹や胸の上で寝る位置によっても、猫の心理は違うようです 。 顔の近くで寝る場合は、飼い主に対する信頼度が高く、愛情深い猫です。 顔にお尻を向けて寝る場合は、自分の背後を飼い主に預けて安心している証拠です。

 猫は人間と暮らすようになってから約1万年もの歴史があります。 その間に猫は人間に愛され、また人間に愛を与えてきました。 猫と人間との関係は共生から始まりました。 人間はこの先もお互いが幸せになれる共生関係を築いていく努力をすべきだと思います。